老後のための貯蓄


老後に備えてマネープランを描く時、おそらく最も簡単なのが貯蓄という方法です。

老後になってから必要になるであろう金額を貯めておき、それをいざ老後になって必要な分を毎月取り崩して使うというものです。確かにこれは実にシンプルで、お金を貯めるということさえできるのであれば難しいことを考えなくてもできるマネープランです。しかし、ここで多くの方が同じことを考えたのではないでしょうか。

それができるのなら、苦労はない

そうです、その通りです。貯蓄というのは、とても長い道のりです。その長期間にわたって「老後のマネープランのため」という目的意識を持ち続けて自分を律するということが、果たして人間にできるのかと疑問に思ってしまいます。仮にそれができたとしても、貯蓄を取り崩して生活費の足しにするといっても、いったい何歳まで生きるかが誰にも分からない以上、いくら貯蓄すれば生涯貯蓄が底を尽きずに済むかという問題も起きます。結論として、確かに貯蓄というのはマネープランとして有効な方法です。

しかし、あまりにも目的やゴールがあいまいでモチベーションを維持するのも難しいとなると、老後のマネープランとしては少々現実味に欠けると言わざるを得ません。次項からは、貯蓄をベースにした現実味のあるマネープランを考えてみましょう。



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