老後の資産運用 [株式編]
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最近ではあまり聞かれなくなりましたが、バブル経済華やかな頃は 「株で老後に備える」 という方法が最善の方法であるかのようにもてはやされていました。これはどういう方法なのか、簡単に解説します。株式投資には、2つの利益ポイントがあります。ひとつは「キャピタルゲイン」、これは株価の変動を利用して差額を利益にするという手法です。もうひとつは「配当」、これは株式を保有している人、つまり株主に対して企業が支払う配当(利益配分)を得るという方法です。 バブル絶頂の頃は株価が右肩上がりに上昇していたので、前者のキャピタルゲインに注目が集まっていました。現役世代のうちに株を買っておけば、老後に値上がりしているのでそれを売ればどんどんお金が得られる、という論法です。それが今や通用しなくっているのは、言うまでもありません。 それでは、後者の配当はどうでしょうか。こちらについては、現在でも有効です。トヨタやパナソニックなど世界的な大企業の株式は紙くずになってしまうリスクも低く、安定して配当が支払われています。例えばトヨタ自動車株の配当利回り(株価に対する配当に比率)は、2008年で2.54%でした。その当時のトヨタ株価は6000円前後でした。トヨタ株の売買単位は100株、つまり約60万円あれば年利2.54%の"定期預金"ができるという計算になります。現役世代の時に購入した株式が老後になって大幅に上昇する局面があれば、一時的に大金を得るために利食いをしても構いません。そうでなかったとしても、安定した配当を得る収入源として保有し続けるのも有効です。 |





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